勝興寺・天から降った石
どんな伝承か
富山県高岡市の勝興寺は、戦国時代に一向一揆の拠点となった寺で、七つの不思議が伝えられている。その第一が、本堂の前に置かれた「天から降った石」である。差し渡し一・五メートル、高さ八十センチほどの石で、言い伝えによれば二百年ほど前、近くの浜に空から落ちてきたものだという。石が怪しい音を立てるので、気味悪く思った土地の人々が寺へ運び込んだとされる。実際に叩くと金属のような不思議な音が響き、磁気を狂わせるほど強い磁力も帯びている。専門家が鑑定しても正体は分からず、隕石ではないか、UFOの破片ではないかといった説まで出ている。
原典より
言い伝えでは、約二○○年前、近くの浜辺に空から落下した石が怪音を発するので気味悪く思った住民が寺へ持ち込んだという。—— これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか)
『これが臨死体験だ』は、つのだじろうの巻頭寄稿「私の考えるあの世」を掲げ、超科学研究会や本誌編集部などの読物を集めた心霊と超常現象の読物集である。『日本霊異記』の蘇生譚やムーディの研究に拠る臨死体験の解説を軸に、スウェデンボリーの霊界探訪、江ノ島や勝興寺などの怪異の地、死の予言、転生、『チベットの死者の書』を取り上げる。特別読物五本のほか、読者投稿の不思議体験、血液型や「気」の実用読物、国内外の怪事を伝える短信を収める。