勝興寺・片手で屋根を支える猿
どんな伝承か
高岡市の勝興寺に伝わる七不思議の三番目は「屋根を支える猿」である。本堂の屋根裏の四隅には猿の彫り物があり、まるで猿たちが屋根を持ち上げているかのように見える。猿が屋根を支える意匠だけでも珍しいが、さらに奇妙なことに、三匹が両手を使っているのに対し、玄関の右上にいる一匹だけは右手一本で支えている。なぜその一匹にだけ片手しか使わせなかったのか、理由はいまも分かっていない。
原典より
なぜ、その猿には片手だけしか使わせなかったのか、いまだに謎のままである。—— これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか)
『これが臨死体験だ』は、つのだじろうの巻頭寄稿「私の考えるあの世」を掲げ、超科学研究会や本誌編集部などの読物を集めた心霊と超常現象の読物集である。『日本霊異記』の蘇生譚やムーディの研究に拠る臨死体験の解説を軸に、スウェデンボリーの霊界探訪、江ノ島や勝興寺などの怪異の地、死の予言、転生、『チベットの死者の書』を取り上げる。特別読物五本のほか、読者投稿の不思議体験、血液型や「気」の実用読物、国内外の怪事を伝える短信を収める。