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三つ目の化物が糸車を廻す七不思議

所在地宮城県角田市東根
年代近世〜近代
登場柳沼四郎八、三つ目の化物を退治した豪傑
出典宮城県史 民俗編

どんな伝承か

昔、伊具郡東根村には七不思議といわれる現象が伝えられていた。平貫の弁天池はどんな旱魃にも水が涸れず、鳩原福応寺の御手洗池はどんな雨降りにも水が濁らない。狭田部落では寺も民家もないところから夕刻必ず鐘の音が聞こえた。鹿又館の馬場前には夕方になると三つ目の化物が現れ、グウングウンと音を立てて糸車を廻していた。夜、小川の轟くあたりでは小豆を研ぐ音が聞こえ、村外れの石地蔵の近くでは薬を打つ音がして一把藁地蔵と呼ばれた。瀬木橋の近くには松明を灯す松明太郎が出、堰場の近くには夜更けに花嫁姿の女が現れた。藩政時代の末ころ、柳沼四郎八という豪傑が馬場前で三つ目の入道を退治すると、それは劫を経た古狸であった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

宮城県史 民俗編(宮城県史シリーズ・昭和中期(推定1960-1970年代))

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