トップ宮城県の伝承角田市

生きたムカデまで食べた悪食の実験

所在地宮城県角田市桜
年代昭和二年十月
登場農民熊谷政治三六、佐伯、熊谷精道、佐伯博士、栄養研究所長・実験の立会、悪食研究家(後年の記事での呼称)
出典日本怪奇集成-明治大正昭和篇

どんな伝承か

ある日、東京の小石川区駕籠町にある栄養研究所へ、田舎者らしい洋服の男が訪ねてきて、所長の佐伯博士に面会を求め、自分は何でも食べる、蝶でも蛇でもムカデでも千六百種ぐらいは食べてみたと語った。博士は驚き、では実験しましょうということになった。同月二十九日午後、同所で悪食の実験が行われた。この男は宮城県伊具郡桜村の農、熊谷政治(三十六)で、持参した柳ごりの弁当から二、三寸の緑色の芋虫をつまみ上げてぺろりと食べ、季節物で今が食べ時だと言った。続いてみの虫、黒いクモ、貝殻虫の子、紋白蝶、カブト虫の幼虫、ワラジ虫を食べ、最後に生きたムカデを食った。立会の一同は青くなったり赤くなったりしたという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方編著・日本怪奇集成・昭和初期(推定昭和2-3年))

明治・大正・昭和の怪奇譚(日本怪奇集成)/生首と幽霊の怪/狐狸のいたずら/怪盗と世相の怪異/各時代の不思議な事件

種別から探す

実験

角田市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本怪奇集成-明治大正昭和篇』の伝承