カラスと犬が知らせる死の兆
どんな伝承か
伊具郡丸森町大内地方では、部落で病人が死ぬときはカラス鳴きが悪くなるといわれた。夜であれば犬が陰気な声で遠吠えするともいう。死ぬ人の魂は、神道の家であれば産土神へ、仏道の家であれば菩提寺へおさまるとされ、そのとき魂が鳥や犬の目に触れると、不吉な鳴き声をするのだと説明されている。宮城県史はこれをNHK調査資料によるものとして、「人の死ぬときの兆」の第一に挙げている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮城県史 民俗編(宮城県史シリーズ・昭和中期(推定1960-1970年代))
宮城の民間信仰と禁忌(宮城県史民俗編)/禁忌を破る祟りと火玉/河童・狐狸の怪/年中行事と俗信/地域の幽霊・妖怪伝承