昭和五十七年八月十四日の夜のこと
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どんな伝承か
1982年8月14日夜、長野県飯田市に住む47歳の男性が原因不明の重病に罹患していた。男は夢の中で戦争で死亡した兄と会った。その兄は若くして亡くなったもう一人の兄を連れており、「こんな家に帰っても居場所がない」と言い残して去っていった。実は兄が家に帰りたくない理由があった。戦争初期に村にやって来た娘に恋し、結婚を希望したが、親から「よそ者」として大反対されていたのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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飯田市の伝承
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