横倒しの三日月に似た橙色の光三つ
どんな伝承か
昭和三十七年五月十日の午後八時十五分ごろ、佐那河内村で夜道を歩いていた森福造氏(当時二十二歳)が、南の空に橙色の光を三つ見た。いずれも横倒しの三日月のような形で、飛行機よりむしろ遅いくらいの速さで、音を全く立てないまま北西へ流れていった。三つの形も光り方も、見えなくなるまで少しも変わらなかったという。眺めていた時間はおよそ三分に及んだ。
原典より
昭和三十七年五月十日、午後八時十五分ごろ、徳島県名東郡佐那河内村で道を歩いていた森福造氏(二十二歳)は、南空に横に寝たような三日月形の橙色の光体三個が、普通の航空機より遅いくらいの速度で、全く無音のまま北西の方に向かって…—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。