山あいに六度現れた脈打つ光
どんな伝承か
昭和三十四年から三十五年にかけて、徳島県名東郡佐那河内村(当時佐那河内町)嵯峨で、小田耕一とその家族が計六回にわたり謎の光体を目撃した。光体は白色やオレンジ色、蛍光色などさまざまな色を呈し、フワリフワリと緩慢に飛んで北の方から南の山陰へ隠れることが多く、光は脈動することもあれば一定の強さで光り続けることもあった。ある夜には天の川を横切る際、その幅ほどの尾を引いていたという。
原典より
昭和三十四年から三十五年にかけて、徳島県名東郡佐那河内町嵯峨で、小田耕一氏およびその家族は六回にわたって怪光体を目撃した。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。