源頼義の奥州征伐と笠守さま
どんな伝承か
約900年前、源頼義が奥州征伐の途次、武蔵国足立郡与野郷下落合の鎮守で兵を休め農兵を徴募。義家が『笠間大明神』と名づけたと伝わる、前九年の役にまつわる笠守さまの由来伝説。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
与野市史 民俗編――伝説・昔話(与野市(編)・与野市史)
『与野市史 民俗編――伝説・昔話』は、与野市が編んだ市史の民俗編から「伝説・昔話」の章を収めたものである。武蔵国足立郡与野にまつわる伝説と昔話二十話を、疫神や弘法大師、源頼義の伝えから、お化け地蔵・一つ目大入道・天狗隠し・猫橋のいわれなどの怪異譚まで、おおむね時代順に並べる。十五話は岡安茂生編『与野の伝説』に拠り、ほかは『埼玉県伝説集成』などをもとに再調査して書き改め、話末に注を付す。