上人松――法明上人の神勅
どんな伝承か
大阪府交野市の逢合橋近く、「本尊掛松遺跡」の標石が建つ地。元亨元年十二月十五日夜、摂津深江の法明上人が男山八幡宮の神勅を夢見て融通念仏宗の霊宝を授かるお告げを受け、翌日十二人の法弟と男山へ向かう途中この地でその霊宝の授受と称名念仏が行われたと伝わる。付近の高地は上人松とも呼ばれている。
原典より
私部から天の川の逢合橋を渡り、水道道を越してしばらく行くと、南北の東高野街道と交わる。—— 交野市史 民俗編――伝説(交野市(編)・交野市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
交野市史 民俗編――伝説(交野市(編)・交野市史)
『交野市史 民俗編――伝説』は、交野市が編んだ市史の民俗編から伝説の章を収めたものである。交野の各地に伝わる池・古墳・寺社・地名にまつわる伝えを集め、産所とよな池、弘法大師の蚊封じの池、獅子窟寺の再建の由来、小松寺の起こりなどを、所在地や文献の記述を添えて記す。郡津・倉治・私部・森・寺・傍示・私市・星田の八地区を節に立て、地区ごとに話を並べる。