トップ > 福岡県の伝承 > 久留米市

赤いフンドシで参る高良のヘコカキ祭

所在地福岡県久留米市御井町(高良大社)
年代6月1日
登場還暦の老人と七歳の子
出典現代の迷信

どんな伝承か

九州の久留米市御井町にある高良神社では、六月一日にヘコカキ祭と通称される祭りがある。昔は高良川で禊をした還暦の老人と七歳の子が、赤いふんどしを締めて参拝する風習だったが、近ごろのパンツの流行につれ、呪術的な赤色は赤い鉢巻やネクタイ、赤い洋服に置きかわってきた。女性はいまも赤い肌着や腰巻をつけるといい、茅の輪をくぐる厄除けもあって、例年二万人もの男女の参拝客でにぎわうという。

原典より

むかしは高良川でミソギをした還暦の老人と七歳の子が、赤いフンドシをして参拝する風習だったが、近ごろのパンツ流行で呪術的な赤色は赤鉢巻・赤いネクタイ・赤い洋服にすりかわってきた。—— 現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年)) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年))

『現代の迷信』は、今野圓輔が昭和三十六年に著した、現代の俗信を一般の読者に向けて説いた読み物である。昭和三十年代の新聞・雑誌の報道や聞き書きを主な材料に、縁起かつぎ、前兆・占い・禁忌・まじない・願掛け、憑きもの落としの殺人や新興宗教の騒ぎまでを全国から拾い集めている。「現状」「過誤と真実」「その背景」「迷信論」の四部から成り、巻末に読者の問いに答える迷信身の上相談を付ける。

種別から探す

茅の輪厄除け還暦

久留米市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代の迷信』の伝承