祈禱師のまじないで高校生怪死
どんな伝承か
昭和三四年三月、宮崎県西諸県郡加久藤町(現えびの市)で、町の祈禱師によるマジナイが原因で高校生が縛られたようになって死亡するという怪死事件が起きたという。同じ記事では、和楽事件や大成村事件など、新興宗教や祈禱にまつわる異常な殺傷事件が全国各地から複数取り上げられており、この加久藤町の事件もその一例として紹介されている。
原典より
町の祈禱師のマジナイで、しばり殺された昭和三四年三月の宮崎県西諸県郡加久藤町の高校生怪死事件。—— 現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の迷信(今野圓輔・現代教養文庫・1961年(昭和36年))
『現代の迷信』は、今野圓輔が昭和三十六年に著した、現代の俗信を一般の読者に向けて説いた読み物である。昭和三十年代の新聞・雑誌の報道や聞き書きを主な材料に、縁起かつぎ、前兆・占い・禁忌・まじない・願掛け、憑きもの落としの殺人や新興宗教の騒ぎまでを全国から拾い集めている。「現状」「過誤と真実」「その背景」「迷信論」の四部から成り、巻末に読者の問いに答える迷信身の上相談を付ける。