逆さに立てた大黒柱の呻り声
どんな伝承か
栗原郡姫松村の万吉という者が、自分の屋敷に新宅を建てた。ところが深夜、寝床の上の梁のあたりから、万吉、苦しいから首はずせ、という呻り声が聞こえてくる。どうしても寝つかれないので祈禱師に頼んだところ、一本の大黒柱が逆さに立てられてあるというので、調べてみたらその通りであった。別に建て直してお祓いをしてもらったら、その後は何事も起こらなかったという。
原典より
栗原郡姫松村の万吉という者が自分の屋敷に新宅を建てた。—— 宮城県史 民俗編(宮城県史シリーズ・昭和中期(推定1960-1970年代)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮城県史 民俗編(宮城県史シリーズ・昭和中期(推定1960-1970年代))
宮城の民間信仰と禁忌(宮城県史民俗編)/禁忌を破る祟りと火玉/河童・狐狸の怪/年中行事と俗信/地域の幽霊・妖怪伝承