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空也の牛が化した牛石

所在地福島県河沼郡会津坂下町牛沢(牛石)
年代伝承
登場空也上人、井関敬嗣、高寺恵隆寺の僧、牛に乗って村を通った僧、記録者
出典会津坂下町史 1(民俗編)――伝説

どんな伝承か

牛沢は古い村である。高寺の恵隆寺が栄えたころ、三十六坊の一つに大徳坊があり、高寺の滅亡後に独立して大徳寺となり、今もますます隆盛である。むかし空也上人が牛に乗ってこの村を通りかかったところ、その牛が急病で死んで石に化したと伝えられ、その石が今も薬師堂の前にある。それまでこの村は赤沢という名であったが、この出来事があってから牛沢と呼ばれるようになったという。新編会津風土記にも記載があり、古老数人が語り伝えている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

会津坂下町史 1(民俗編)――伝説(会津坂下町(編・山口弥一郎ほか)・会津坂下町史)

『会津坂下町史 1(民俗編)――伝説』は、会津坂下町の町史民俗編のうち、第二十章「伝説」を収めたものである。高寺山の黄金千杯、佐原・栗村の水田開発、交通路、空也・徳一、神仏、地名、雨ごい、狐、笑い話・逸話、妖怪変化、部落の起源、人物にまつわる町内の伝説を集める。冒頭で伝説の意義と自然・歴史・信仰の三分類を述べ、主題別の節に分けた各話の末尾に話者と、井関敬嗣・薄嘉明ら執筆者の名を記す。

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