事例12:丸岩では一月七日の朝早く妻戸
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どんな伝承か
岡山県笠岡市の丸岩地区では、正月七日の早朝に妻戸を少し開けて線香を焚いてから、本格的に戸を開ける習慣がある。近隣の豊浦地区では、戸を開ける前に線香を焚いたり青松葉を燻したりして、強い臭いで厄神を退治してから戸を開けるという同様の民間信仰が存在している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
厄除け――日本人の霊魂観(佐々木勝・民俗学・厄除け信仰・昭和(1988))
民俗学者・佐々木勝が全国の民俗調査をもとに厄除け・厄払いの習俗を日本人の霊魂観から論じた研究書(昭和六十三年)。祖霊信仰・霊魂信仰・厄神信仰を背景に、防塞系呪術(防御型・鎮送型・攻撃型・潔斎型)と祭祀系呪術(供物型・奉迎型)に呪術を類型化する。本文は〔事例〕番号付きで全国各地の具体的習俗を多数収める。
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笠岡市の伝承
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