事例10:一月七日には門通しをする。悪
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どんな伝承か
静岡県庵原郡両河内村では、正月七日に門口に竹かごを下げる風習がある。これは悪霊の侵入を防ぐためで、かごの網目が悪霊を通さないと考えられていた。十一日の朝まで吊るしておく。「四百四病が唐から渡ってくる」という言い伝えがあり、この場合の悪霊は厄病神を指すと考えられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
厄除け――日本人の霊魂観(佐々木勝・民俗学・厄除け信仰・昭和(1988))
民俗学者・佐々木勝が全国の民俗調査をもとに厄除け・厄払いの習俗を日本人の霊魂観から論じた研究書(昭和六十三年)。祖霊信仰・霊魂信仰・厄神信仰を背景に、防塞系呪術(防御型・鎮送型・攻撃型・潔斎型)と祭祀系呪術(供物型・奉迎型)に呪術を類型化する。本文は〔事例〕番号付きで全国各地の具体的習俗を多数収める。
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