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姥皮を着て生き延びたお吉

所在地岩手県奥州市
年代不明(昔話・継子譚)
登場お吉、お玉、継母、侍
出典佐々木喜善全集 1

どんな伝承か

侍の先妻の娘をお吉、後妻の娘をお玉といった。侍の留守に継母は毒饅頭でお吉を害そうとするが、お玉が知らせて助かる。夜討ちも小豆の袋を身代わりにして逃れた。継母は急病になり、十九の娘の生肝を飲めば治ると言われてお吉を奥山へ送るが、人夫の前に白犬が走り来て倒れ死に、その生肝が代わりとなってお吉は助かる。山中の老婆から姥皮を貰って姿を変え、寺の門前に立っていたところをお玉に連れ帰られ、毎夜語るうちに正体が知れた。継母に斬りかかられて姉妹は逃げ、江戸から帰る父の駕籠に行き会って家に帰った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・1986年(昭和61年))

『佐々木喜善全集 1』は、佐々木喜善の著作を遠野市立博物館が編集・発行し、昭和六十一年に刊行した全集の第一巻である。岩手県の遠野・江刺・紫波・岩手などで聞き集めたザシキワラシの話、昔話、伝説を、村の古老や知友からの聞き書きと手紙による報告をもとに収める。「奥州のザシキワラシの話」「江刺郡昔話」「紫波郡昔話」「東奥異聞」「老媼夜譚」「聴耳草紙」に小篇を加えて並べ、巻末に遠野市教育長の跋と奥付を置く。

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