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海から網ですくわれた海上月越如来

所在地千葉県千葉市花見川区
年代伝承(口承)
登場千葉常胤、阿弥陀如来を得て寺を建てた
出典佐倉市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

海隣寺の本尊も流れてきた仏だという。治承三年七月二十六日、千葉常胤が家来を連れて海辺で月見をしていると、海の上に怪しく光るものが見えた。網を打ってすくわせてみると、それは見事な金色の阿弥陀如来であった。常胤はこれを海上月越如来と名づけ、文治三年に馬加の地に寺を建てて本尊として安置したと伝えられている。

原典より

常胤はこれを「海上月越如来」と名づけ、文治三年(一一八七)馬加の地に一寺を建立し、本尊として安置したものだと伝えている。—— 佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史)

『佐倉市史 民俗編――伝説・怪異』は、千葉県佐倉市の市史の民俗編のうち、第七章「民俗知識」と第八章「口承文芸」の伝説の節である。市内で採録した吉凶の予兆やまじない、民間薬、天気の言い伝えと、狐や狸の化かし、デーダラボーの足跡、岩富の首なし塚、天狗、狐火、印旛沼のカワボタルなどの伝説を収める。伝説は文化財保護委員会の分類に倣って自然伝説・歴史的伝説・信仰伝説に分け、終わりに村々の禁忌を置く。

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