千葉県千葉市・昭和二十六年六月二十八日
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どんな伝承か
昭和二十六年六月、千葉大附属病院で開腹手術を受けた患者が、手術中に白い花に覆われた野原で、遠い山脈へと続く白い道を見た。空は曇っていたが向こうは明るく、風は音楽のようだった。患者は裸足で進みたい気持ちになったが、叔母のふうちゃんが呼び止めた声に応じて引き返した。患者は、その道があの世への入口だったのではないかと推測している。
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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