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立野の炭焼き小屋のきつね踊り

所在地長野県南佐久郡小海町東馬流
年代朝
登場山崎
出典南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話

どんな伝承か

山崎という人が、朝、八ヶ岳中腹の立野の炭焼き小屋を出て二本松まで来ると、あたりが急に暗くなった。気がつくと東馬流の家並みらしい所に来ており、その村の茶屋の二階にいるらしい。酒や料理を運んでくるので、動けなくなるほど飲んでしまった。ふいに明かりが消えたのでわれに返ると、体中がばらざくれになっていた。実は四、五時間もすず竹の中で踊っていたのである。どちらへ出てよいやら分からず、やっと藪をはい出して家に着いたのは夕飯どきであった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話(南佐久郡(編)・南佐久郡誌)

『南佐久郡誌 民俗編――伝説・世間話』は、長野県南佐久郡の郡誌民俗編から、第十三章「伝説と歌謡」の昔話・伝説・世間話の部分を収めたものである。郡内に伝わる鳥呑み爺や古屋のもりなど十一話の昔話、離山・白駒の池・おかんばあさんなどの伝説、光り物・あずきとぎ・天狗・かっぱ・狐火・家つき童子などの世間話を集める。伝説の後半には藤沢衛彦編『日本伝説叢書・信濃の巻』から佐久に関わる話を原文のまま引き、世間話は話題ごとに体験談を並べる。

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