首切り場の土を運んだ道の事故
どんな伝承か
取手市のある建設会社の前を通るまっすぐな道で、一年中事故が絶えず死人も出ていたという。話を聞くと、その道はかつての首切り場から運んだ土で造られており、工事の際には多くの骸骨が出てきた。供養はしたものの、掘り出しきれずに残った骨のせいでいまも事故が起きるのではないかと語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)
『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市が編んだ市史民俗編のうち、俗信の末尾と「伝説」の節を収めた部分である。市内各地区での聞き取り調査で集めた語りを話し言葉のまま書き起こし、一部は『取手町郷土史資料集』から抜粋して、将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐や化け猫、幽霊、タマセなどの話を収める。将門伝説を別格として先に置き、続いて市内各地の伝説、祟りのある田や山の話を並べる。