血を流して死んでいた滝の主の大蛇
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どんな伝承か
立根町の毛無森の麓に、一丈ほどの滝がある。近くには屋根と四本の柱だけという形ばかりのお滝神社も祀られている。昔、立根町田谷の「静」という屋号の主婦が川で洗濯をしていると、上流からおびただしい血が流れてきた。それが三日も続けて流れてくるので不審に思い、血の流れをたどって上へ上へと川をさかのぼっていった。しばらく上ると、磐石の間を川の水が砕け落ちて、吸い込まれるような滝壺のところに行き着いた。よく見ると、滝壺の真ん中に大きな大蛇が死んでいた。これがこの滝の主だったのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説(大船渡市(編)・大船渡市史・自治体史(民俗))
『大船渡市史 第4巻(民俗編)』一節所収の伝説。岩手県大船渡市の木石・山・坂洞穴塚・水部・長者旧家・社寺・地名の伝説を採録する。
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