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路上で演じる瘡掘りの問答

所在地岩手県大船渡市盛町
年代約20年前まで
登場瘡を病む者とその近親者
出典大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説

どんな伝承か

瘡の療法として、小正月の十五日の夜、路上で「瘡掘り」と称する聖劇を行う所がある。路上で一人が土を掘る動作をし、もう一人がこれに問いかけて、「何んの根掘んませ」「瘡の根掘んます」「あどあ、出ねァがら掘んねでけんなれ」という問答を交わす。土を掘る側は瘡を病む者、問いかける側はその近親者が当たる。この行事は盛町で行われていたもので、以前はおそらくこの地方全般に行われていたものであろうと記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説(大船渡市(編)・大船渡市史)

『大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説』は、大船渡市が編んだ市史の民俗編である。この写しには、第六章「俚諺・俗信」の軽口・地口の類と、天候予知や吉凶の前兆、禁忌、呪法などの俗信、第七章「伝説・昔話」のうち伝説の節を収める。伝説は木・石、山、坂・洞穴・塚、水部、長者旧家、社寺・堂閣、地名などに分けて、五葉山や日頃市・末崎など市内各地の言い伝えを並べる。

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