くぐれば仏に会えるクグリ石
どんな伝承か
『牧本村郷土誌』に八十内のクグリ石のことが記されている。この石は茨城街道沿いの長沼町との境にあり、石の上下を貫通する穴が開いている。大きさは辛うじて人の体が通ることができるほどで、言い伝えでは、この穴をくぐるとき仏陀に会うことができるという。かつては石の面に仏像が彫ってあったが、それは弘法大師が三十三観音を刻んだものであると伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術(天栄村(編)・天栄村史・自治体史(民俗))
『天栄村史 第4巻(民俗編)』第六節ほか所収の憑依と怪異・呪術・神社伝承。福島県天栄村に伝わる信仰と怪異を採録する。