ウワダイの萱立て場
どんな伝承か
矢大臣山の長持石の少し下にウワダイという少し広い平地がある。昔はどの家も萱で屋根を葺いたので、毎年どこかの家が葺き替える萱を大量に必要とした。当時は馬を放していたため草場に毎年火を入れ、よい萱が育ったという。秋になると人々は馬を引いて連れ立って萱を刈りに行き、ウワダイに集めて馬につけた。そこからここを萱立て場とも呼んだ。今もその名で呼ばれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
小野町史 民俗編――伝説(小野町(編)・小野町史・自治体史(民俗))
『小野町史 民俗編』第九章所収の伝説。福島県田村郡小野町に伝わる口承を採録する。