トップ > 島根県の伝承 > 出雲市

オオツモグリの年取り膳と年越えの礼

所在地島根県出雲市大塚町
年代不明
登場分家、本家の人々
出典島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの

どんな伝承か

大塚町では大晦日をオオツモグリと呼ぶ。この日の夕食は年取りの膳で、おせち料理を並べる。膳の上は縁起をかついで四ツ組に整え、同じものを神にも供えた。夜食にはそばを食べる。またこの晩には年越えの礼といって、本家などへ一年の礼を述べに出向くならわしがあった。餅つきは十二月二十八日から三十一日までのあいだに行うが、二十九日はクノモチといって餅をついてはいけない日とされ、まず鏡餅、次にチカライワイ、最後に平餅や丸餅の順につくのが決まりであった。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの(出雲市(編))

『島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの』は、出雲市大塚町の民俗調査報告書のうち、「XII 村の神」の章と「XIII 年中行事」の章の冒頭を収めたものである。氏神の大歳神社の祭りと由緒書、同族神・屋敷神・屋内神、札うち、講、寺、俗信、キツネに憑かれることを「サバラレル」と呼ぶ憑きもの、民間療法を、昭和五十七年ごろの聞き書きで記す。年中行事は正月準備から一月十一日の鎌初めまでで、文の途中で切れている。

種別から探す

大晦日年中行事

出雲市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの』の伝承