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須賀の人をからかう頓狂話

所在地神奈川県平塚市須賀
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典平塚市史民俗調査報告書5(旭)――口頭伝承

どんな伝承か

下山下では、須賀の人たちの突拍子もない振る舞いをからかう笑い話がいくつも語られてきた。大山が火事になると須賀ではその火でスルメを焼こうとする、モチを焼くともいう。トウガラシは遠火で炙るものだからと、東京が火事のときは須賀の浜に刺して置いておく。よそへ出た息子が家へ寄こす手紙は、金を送れ、皆元気か、火の用心と書くだけで済ませる。須賀の喧嘩はもともと荒く、仲裁に入った者まで逆に喧嘩に巻き込まれる。須賀のスイカはツルが細いのに実は大きいとされ、痩せた男が大きなことを言うたとえにされたが、砂地のおかげで味はよいという。

原典より

よくほら、トンガラシはな、遠火であぶんなきゃいけねえっていうんで、東京が火事だったら、須賀の浜行ってさしておくって。—— 平塚市史民俗調査報告書5(旭)――口頭伝承(平塚市(編)・平塚市史民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

平塚市史民俗調査報告書5(旭)――口頭伝承(平塚市(編)・平塚市史民俗調査報告書)

『平塚市史民俗調査報告書5(旭)――口頭伝承』は、平塚市の旭地区の民俗調査報告書のうち、第八章「口頭伝承」を収めたものである。下山下・万田・公所・山下などで聞いた昔話十五話、狐に化かされた話や狐憑き・ムジナ・神隠し・幽霊・塚のたたりなどの世間話四十一話、曽我伝説の虎御前や社寺のいわれなどの伝説十一話を収める。昔話は『日本昔話集成』『日本昔話名彙』に照らした分類表を掲げ、各話に地区名や話者名を添え、末尾にことわざといいまわしを載せる。

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