鷺が休んだ跡に湧いた眼病の清水
どんな伝承か
香川県善通寺市吉原町の青鷺の井は、一羽の鷺が飛んできてここで三日三晩羽根を休め、四日目に飛び立った跡だという。村人が行ってみると清水が湧いており、村の童に神託があって、目のわるい人がこの水で洗うと眼病によく効くと告げられた。田の中に鳥居が立っているという。
原典より
一羽の鷺が飛んできて、ここで三日三晩羽根を休めて四日目には飛び立った。—— 新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書)
『新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説』は、香川県の叢書の民俗篇のうち、第八編「口承文芸」を収めた部分である。香川県内の昔話と伝説を扱い、昭和初年からの採集の歩み、呼び名や発端・結末の句、桶屋やほうろく売り・遍路などの運び手、語り手の横顔を論じたうえで、綾上町などで聞いた未発表の昔話を話者名付きで掲げる。伝説の章は樹木・石と岩・水と池と渕・塚と穴・祠と堂・坂と山と峠と谷・動物の項目に分け、各話の末尾に伝承地の郡町名を添える。