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鯨波の上村と下村の七夕船

所在地新潟県柏崎市大字鯨波
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

盆の七日にお精霊様を迎える船や馬を作る風習の一つとして、鯨波では上村と下村がそれぞれ七夕船をこしらえた。若い衆たちが互いに村の中を引き回し、喧嘩になるほどの賑わいを見せ、最後には船を海へ流したという。海沿いの村々では船を、山村では馬を作ったとされ、青海川では新盆の家が朔日に七夕船を作って七日の朝に海へ流し、柏崎の町でも天保のころ麦わらの船を作って笛や太鼓で囃す七夕送りが行われていたことが日記に残る。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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