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清池に埋めた石玉と石曽根松尾神社

所在地新潟県柏崎市大字石曽根(松尾神社)
年代伝承(口承)
登場宮沢広定、宮沢広陣、石玉を請来した勧請者、大石を背負い来た者
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

石曽根の松尾神社は次のように始まったと伝える。延暦二十年、諸国を巡拝していた宮沢広定が山城国の松尾山本社から石玉の神秘を受けて持ち帰り、字西ノ伊恵理山の清らかな池に埋めて、その上に青木を植え、西之入の鎮守松尾の神として崇めた。弘仁五年十一月に社殿が建てられ、天暦元年には宮沢広陣が松尾神社の本社から大石を背負って来て、これを松尾大明神の玉会所と呼び、社地を定めて村の産土神にしたという。村人の素朴な信仰から生まれた神は、はじめ丸石や清池に宿るもので足りたが、村全体で祀るようになって社殿を構えるに至った例である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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