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下宿諏訪神社の羅石さん

所在地新潟県柏崎市下宿(諏訪神社)
年代不明
登場県内外の信者
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

下宿の諏訪神社には、牧岡善作の兄輝吉が作ったという陽石が石造瓦葺の堂に納められ、「裸石子宝大明神」の案内板が立つ。高さ五五センチ、幅四五センチ余りの男根像で、当地の男女は昔から縁結びの霊験を信じ、信者は県内外に及び京都から参る者もあった。水商売の女たちの信仰が厚く、商売繁昌や腰から下の病に効くとされ、女たちがお百度を踏んだと伝わる。魚沼の人が三年祈って子宝を得た話や、六十一歳の女が孫の誕生の礼に幕を奉納した話もある。近くの漁師の女が人目を避けて陽石にしがみつくと必ず大漁と海上安全がかなうといわれた。神社の横には石造の女陰も厨子に納められ、もとは二個あったが捲網漁の船頭に一個盗まれたという。

原典より

牧岡善作の兄輝吉が作ったという陽石が石造瓦葺の堂の中にある。—— 柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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