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米山の雪型による農事占い

所在地新潟県柏崎市(米山)
年代現代
登場米山周辺の農民
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

米山は農民の山でもあった。春、木の芽風が吹いて米山の雪が消え始めると、雪解けの黒土が鯉の形を現す。その鯉の尾の大きさで豊凶を占いながら春の田仕事が始まり、種蒔き男の雪型が現れると、その姿から播種や田植えの時期を知った。日照りが続いて困ると、米山の七塘の池などから竹筒に水をもらい受け、干割れた田に撒いて雨乞いをし、虫除けの黒札や当帰を買ってきて畔や田の水口に立てた。米山薬師は農業神だったのである。俗信の予兆の項にも、米山に鯉の型が出ると春鰯がとれ始める、米山に笠雲がかかると大雨、米山に大火の雪型が出ると火事とある。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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米山豊凶雨乞い当帰

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