東大の実験室で見えたエクトプラズム
どんな伝承か
机や人形が動くのは物理法則に反しているわけではなく、それを支える物があるからだと筆者は説く。それがエクトプラズムである。東京大学の電気工学科の実験室で心霊実験を行った際、締め切っても外光が入ってほの明るく、物が動く様子がよく見えた。机が持ち上がるとき、支えているものが確かに目に入ったという。白い繊維状で、霊媒の鼻や口、臍から流れ出し、柔らかく形を変えながら何キロもある机を持ち上げ、霊媒自身を宙に浮かせることさえある。光に弱いので撮影には赤外線フラッシュを用いる。全身が人の形に固まれば物質化した幽霊となり、クルックスはケティキングという女の幽霊を長く研究した。
原典より
さて、机や人形が動いても、決して物理学の法則に反してはいないのです。—— 四次元世界の神秘――超能力・超心理の驚異(橋本健・橋本健・超心理学・1966年(昭和41年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の神秘――超能力・超心理の驚異(橋本健・橋本健・超心理学・1966年(昭和41年))
『四次元世界の神秘――超能力・超心理の驚異』は、橋本健が昭和四十一年に著した超心理学の解説書である。予知夢や虫の知らせ、テレパシー、物品引寄せ、念力、心霊現象を内外の事例と実験で紹介し、それらを四次元の世界観と相対性原理・不確定性原理で説明しようとする。後半では霊界通信の機械や潜在意識を論じ、希望の達成や富の獲得、心の病の治療への応用法を説き、あとがきで超心理学研究の進展を呼びかける。