こんにゃくで継子を脅した継母
どんな伝承か
継母が先妻の残した子をいじめたという話がある。夜中に子が便所へ行くと、継母は棒の先に刺したこんにゃくを下から突き出し、『お母さんだよ』と呼びかけながら、なめ回すように子の尻を触った。子は怖くてたまらなかったが、やがて継母の仕業だと知れ、継母は家から追い出されたという。
原典より
夜、トイレに行くと、こんにゃくを棒にさしこんで、下からこんにゃくを「お母さんだよ、お母さんだよ」って、なめるように尻さわられるんだって。—— 竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)
『竜ケ崎市史民俗調査報告書4(竜ケ崎地区)――伝説・世間話』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書のうち、第七章「口承文芸」の伝説・世間話を収めたものである。竜ケ崎地区で聞き取った狐のお産や狐に化かされた話、狐憑き、幽霊屋敷、生まれかわり、家の主の蛇、龍ヶ崎の大火、首吊り榎、神木のたたり、源頼政の旧跡、鏡田などを、話し手の口調のまま載せる。話の末尾には多く話者の町名と性別を記し、生年か採録日を添える。昔話の一部には「大成」の話型名を付す。