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犬井の山の神と六部の五輪塔

所在地愛知県北名古屋市犬井
年代慶応三年(1867)
登場六部、三輪越後正幸政、村瀬春雄、廻国巡礼者、棟札に記された当社神主、もと五輪塔を祀っていた家の当主
出典西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異

どんな伝承か

犬井の山の神は、石のオシャトウ(小祠)の中に祀られている。「慶応三丁卯年 正遷宮 当社神主 三輪越後正幸政」と記した棟札が残る。オシャトウの脇には五輪塔が祀られており、この五輪は六部、すなわち廻国巡礼者を祀ったものともいわれる。もとは村瀬春雄家に祀られていたという。このあたりは山の神の森と呼ばれ、寂しい所であった。山の神も五輪塔も、ともに祟り神とみられていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史)

『西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異』は、西春町が編んだ町史の民俗編である。九之坪・岡・沖村・石橋など町内の各ムラに残る御嶽山や塚、堂、小祠、石塔、家の神、祈禱師、祈願と参詣、霊威と祟り、狐や狸の怪異と憑きものを、聞き書きと『徇行記』や村絵図などの記録から記す。霊と神、祈願と参詣、霊威と怪異の三節に続けて、第十二章の伝説の節を大字ごとの十九項に分けて並べ、五条川の大蛇の目撃談で結ぶ。

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山の神六部五輪塔祟り神棟札小祠

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