トップ宮城県の伝承丸森町

妊婦が縄をまたげば産が重い

所在地宮城県伊具郡丸森町
年代不明
登場妊婦
出典日本の俗信 1――迷信の実態

どんな伝承か

文部省迷信調査協議会の言い習わし集に「妊婦が縄をまたぐとお産が重い」が挙げられ、宮城県の農村のほか新潟の漁村、富山の都市部から報告されている。同じ項には、奈良治道の女が砥石、鎌、天秤等をまたいではいけない、京都の女が砥石をまたぐと砥石が割れる、長野伍和の炭をまたぐと黒い子が生れる、かますの上に坐るとふくろが生れる、広島の井戸を掘る時に女がのぞくと井戸水がにごるなどが並び、女性の所作を出産や災いに結びつけて戒めた俗信が各地に行われていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の俗信 1――迷信の実態(文部省迷信調査協議会・日本の俗信・昭和24年(1949))

文部省迷信調査協議会『日本の俗信1―迷信の実態』(昭和二十四年)。戦後の文化国家建設を背景に、昭和二十一年から宇野圓空を委員長とし今野圓輔・森秀男・古畑正秋らの人文・自然科学者・迷信研究家が、全国の児童生徒・教師を通じて行った大規模な迷信実態調査の第一回報告。

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