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前橋・小山の列車アリバイ崩し

所在地群馬県前橋市
年代現代(推理小説の題材)
登場トリック考案、著名推理作家
出典超常現象の科学――霊魂からブラックホールまで

どんな伝承か

推理小説のアリバイ崩しを物理学の視点から論じた文章である。ある著名な作家が使ったトリックとして、群馬県の前橋にいた犯人が、その二時間あまり後に栃木県の小山で人を殺すという事件が語られる。自動車で走った形跡はなく、国鉄両毛線を使ったのでは間に合うダイヤがないため、殺人は不可能に思われた。しかし名推理をなす者が現れて犯人は逮捕される。犯人は車で近くの高崎へ出て、高崎線で大宮に行き、すぐに東北本線に乗り換えて小山へ向かうという遠回りの経路の方が、実は速く着けることを見抜かれたのであった。ローカル線の両毛線よりも列車の本数が多く速い高崎線・東北本線を使う盲点を突いたトリックであった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

超常現象の科学――霊魂からブラックホールまで(都筑卓司・都筑卓司・科学解説・1977年(昭和52年))

『超常現象の科学――霊魂からブラックホールまで』は、都筑卓司が一九七七年に著した科学解説書である。戦争末期の地震にまつわるうわさや霊の話、バミューダ海域の謎、空中浮遊などの不思議を入口に、超流動・超伝導・エネルギー・極微の世界・宇宙の構造・鏡像・確率・ブラックホールといった物理学の話題を平易に説く。講談社の雑誌『本』に連載した文章をまとめたもので、「科学と脱科学」から「ブラックホール」までの十二章から成る。

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