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上崎の入定塚と紺屋の老女

所在地埼玉県加須市上崎(入定塚)
年代延宝三年(一六七五)ごろ
登場新堀紺屋のおばあちゃん、新井林之助、家族、語り手
出典騎西町史 民俗編――伝説・昔話・妖怪

どんな伝承か

むかし上崎村に新堀紺屋と呼ばれる財産家の紺屋があり、物知りで信心深いおばあちゃんがいた。せがれ夫婦も商売熱心、孫も三人と何不自由なく、この世に思い残すことはない、一日も早く御仏のもとへ行きたいと願うようになる。ある日、家族を集めて生き入定させてくれと頼み、家族が長生きを願っても決意は変わらず、親族の同意を得て入定の日が来た。大きな樽が埋められ、ふとんや十日分の食べ物も入れられた。おばあちゃんは籠に乗って入定塚に着き、塚の中に入ると、節を抜いた太い青竹を通して、しばらく満足そうに経を唱える声と鐘の音が聞こえていたという。塚には延宝三年の大日如来供養塔が今も立つ。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

騎西町史 民俗編――伝説・昔話・妖怪(騎西町(編)・騎西町史・自治体史(民俗))

『騎西町史 民俗編』第9章所収の伝説・昔話・妖怪。埼玉県騎西町(現加須市)に伝わる口承を採録する。

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入定生き入定紺屋大日如来青竹鐘の音

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