出羽三山に残る六体の即身仏
どんな伝承か
山形県の羽黒山・月山・湯殿山を合わせた出羽三山には、即身仏と呼ばれる日本独特のミイラが残る。長く厳しい修行の末、自らの意志で土中に造った石室に入り、そこで死を迎えた僧の遺体である。注連寺には鉄門海上人、その近くの大日坊には九十六歳で入定した真如海上人、本明寺には最も古い本明海上人、酒田市の海向寺には忠海上人と円明海上人、南岳寺には明治元年に入定したという鉄竜海上人の即身仏が祀られる。行者たちは弥勒菩薩に会うため、また修行によって常人にない感覚や予知の力を得るために入定したと語られ、山中には掘り出されぬ石室がまだ残るという。
原典より
宮城県独眼竜政宗の限あき像福島県滝夜叉姫の怨霊 近藤勇の謎の墓東京都番町皿屋敷 平将門の首塚逆さ銀杏になった親鸞の杖花嫁にたたる下男の亡霊子供を喰らう脱衣姿◆お岩の怨霊を鎮める祠堂 江戸の盗賊、不死身の甚内観音さまから生…—— 心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集