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湯灌の水を飲んだかわうその怪

所在地山形県鶴岡市本町三丁目
年代天明年間
登場髪結いとその死んだ妻、本住寺住職、成徳院、明和年間に死後毎晩現れたと語られる大山街道中島の僧
出典お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界

どんな伝承か

「庄内可成談」によれば、天明のころ、鶴岡の上肴町の下、七日町の橋のたもとに髪結いが住んでいた。妻を亡くしてから七日目の夜以降、その妻が毎晩幽霊となって現れる。祈祷を頼んで成仏を願っても効き目がなく、困り果てていた。話を聞いた者が、明和年間にも大山街道の中島で成徳院という僧が死後毎晩現れ、修験者の加持祈祷でも止まらなかった例を語った。本住寺の住職の説では、身ごもった川獺が湯灌の残り水を飲むとこうした怪異が必ず起きるのであり、砂か灰をまいて足跡を確かめれば以後は来なくなるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界(平野威馬雄・1974年(昭和49年))

『お化けは生きている――科学にとり残された霊の世界』は、平野威馬雄が昭和四十九年に著した、怪異と心霊をめぐる読み物である。読者から寄せられたお化けの報告や沖縄の刑場・遺念火の話、霊視の体験、近世随筆に見える妖草妖木・狐・天狗・人魂などの物の怪、フォックス家事件やクルックスの実験など欧米の心霊研究を扱う。著者が始めた「お化けを守る会」の由来、西丸震也・星新一との座談会、透視や念力を試すテストを含む全七章に、あとがきを添える。

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髪結い幽霊湯灌加持祈祷

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