鶴岡市の伝承(95話)
- 五十川の車中泊で顔を揺する指 — 五十川
- 安丹橋に立つ洋装の美女 — 安丹(安丹橋)
- 湯田川の旅籠を過ぎる亡者の列 — 湯田川
- 障子に映る影女と鉦鼓の婆
- 着物について来た小さな化け物
- 形見の釣竿が導いた四人の墓
- 烏が一羽ずつくわえた生首 — 湯野浜
- 湯灌の水を飲んだかわうその怪 — 上肴町
- 安丹橋で手を上げる洋装の女 — 安丹(安丹橋)
- 溺れた娘が渡りかけた川 — 湯野浜(湯野浜海水浴場)
- 栓をした空瓶に満ちる霊水 — 稲生
- 一四年間食を絶った霊媒の生涯 — 陽光町
- 生水だけで生きた姉と弟の試験
- 杖を置く音で訪れた老婆の生霊 — 藤島
- 十四年の絶食絶飲を記した物語
- 死の二月前に神が告げた別れ
- 般若寺の木仏から授かる銅貨 — (般若寺)
- 山王様の奥から投げられた筆 — (日枝神社)
- 鶏卵一二個で暮らす娘の変化
- 田圃から近づく神の音楽
- 善宝寺の宮に現れた金色の眼 — (善宝寺)
- 洗ったばかりの丼が棚へ移る
- 薪を使わず湧く風呂と甘酒
- 座したまま不浄を見抜く神通力
- 祖先の霊が寝言で語り出す — 最上町
- 社の上から聞こえる笛と簫の音
- 病人の苦痛を引き受ける霊媒
- 栓をした瓶に色の違う神水 — 八日町
- 神仏ごとに違う空の楽の音
- 神前から不意に消える霊媒
- 焼けずに鎮まった物置の猛火
- 重くも軽くもなる不思議な体
- 羽黒山頂で行う鉄道の無事故祈願 — (羽黒山)
- 稲束泥棒を突く大宝寺のわら人形 — 大宝寺
- 湯殿山の沢で聴いた亡妻の呼び声 — (湯殿山)
- 灰に残った獺の足跡と亡妻 — 上肴町
- 加持も効かぬ成徳院の亡霊 — 中島(大山海道中島)
- 森の山に鎮まる死者のたましい — 中清水(森の山)
- 松例祭の火勢で年を占う神事 — (羽黒神社)
- 経木を携え登るモリノ山の供養 — 小岩川(モリノ山)
- 大晦日の羽黒山に燃える大松明 — (羽黒山)
- 王祇様に演じる神の子の誕生 — 黒川
- 三つの丘に鎮まる死者の霊 — 下清水(森の山)
- 巫女の口を借りて訴える死者 — 清水(森の山)
- 深夜に山上へ移されるウバさま — 下清水(天翁寺)
- 無理死の霊が集まる藤墓 — 清水(藤墓)
- 境内が墓地となった由豆佐売神社 — 湯田川(由豆佐売神社)
- 秋の峰に穢れを焼く柴燈護摩 — (羽黒山)
- 馬方も人足も山伏の門前街手向 — 羽黒町手向
- 遺品を背負って墓へ向かう荷ショイ — 荒沢
- 墓穴へ投げ込まれる大鳥の枕飯 — 大鳥
- 虚空蔵山の中腹にある焼き場 — 越沢(虚空蔵山)
- 精霊棚の傍らに設けるセガキ棚 — 荒沢
- 悪病の死者に甕をかぶせる納棺 — 荒沢
- 斧入れの日に血を流した杉 — 荒沢
- 寛文の覚書に残る手向の狐落とし — 羽黒町手向
- 分けてもらいたくて憑いた稲荷 — 八久和
- 女の子が背負って歩くオコナイサマ — 田川蓮華寺
- 二張の弦が断れた夜の女の生首
- 柱松の火を競う羽黒山の年占 — (羽黒山)
- 大黒堂に籠る行人の作占い — (羽黒山)
- 中座に神が憑く行人の作だめし — (南岳寺)
- 鶏を四羽飼わぬ漁村の忌数 — 鼠ヶ関
- 四羽の鶏を忌む漁村の言い伝え — 鼠ヶ関
- 羽黒山伏の十界の荒行 — (羽黒山)
- 大山の人身御供とめっけ犬 — 大山
- 椿の包みを開いた「あけたぞう」 — 下田沢
- 虫喰いの梨を与えた家の報い — 下馬渡
- 枯れた柳と報恩の石碑 — 大半田
- 藤の咲かなくなった上野山 — 田麦俣(上野山)
- 金剛杖から湧いた添川の清水 — 添川
- 杉の葉をよじらせた弘法清水 — 羽黒町後田楯東(弘法清水)
- 箸が柳になった大網の柳清水 — 大網(柳清水)
- 独鈷で開けた峠の清水と松 — 上田沢
- 湯殿山道に湧かせた独鈷清水 — 田麦
- 見崎山の麓に湧かせた清水 — 下本郷(見崎山)
- 細越山へ移された弘法の清水 — 細越(細越山)
- 大山祭の人身御供と丹波の和犬 — 大山
- 白羽の矢と丹波の三毛犬 — 大山
- 折橋のしっぺい太郎と大狢 — 大山
- 大山の大古狢と丹波のめっけ犬 — 大山
- 弁慶が蹴飛ばした石の跡 — 藤島
- 岩魚を独り占めした兄八郎 — 温海
- 将門建立と伝わる羽黒山の五重塔 — 羽黒町手向(羽黒山五重塔)
- 米子で見た頭が赤子のままの子 — 米子
- 王子と呼ばれた出羽羽黒の蜂子皇子 — 羽黒
- 松例祭の夜に謡う羽黒山のしゃもじゃ節 — (羽黒山)
- 女は石になると恐れた荘内の金峰山 — (金峰山)
- 弁慶が長刀で突き出した清水 — 由良(弁慶清水)
- 皿を欠いて井戸に身を投げたタケ女 — 東堀越(皿塚)
- 地蔵の口に飴を含ませる岡山の飴嘗地蔵 — 岡山(当賀神社)
- 月夜の杉木立に響いた天狗ばやし — (羽黒山)
- 入峰の夜に聞こえた笛と雨の音 — (羽黒山)
- 風もないのに揺れた杉の大木 — 細谷
- 嘘をつき続けた男を狼が連れ去る