神前から不意に消える霊媒
どんな伝承か
高野寿直の報告である。年恵はよく突然に姿を隠した。今まで神前に居られたのが、いつの間にか見えなくなる。しばらくするとまた、いつの間にか帰って居られるのである。食事をしないこと、便通のないことは事実であるが、ただ極めて稀に梨や林檎などを少量食べられることはあった。しかし信者の持参したものは、あれもいけないこれもいけないと言って、ほとんど手をつけることはなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)