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妹を殺した償いに鳴くホトトギス

所在地群馬県吾妻郡高山村大字中山原
年代不明
登場姉妹
出典高山村の民俗――昔話

どんな伝承か

ホトトギスは一日に八千八声鳴くという。明るくなると一緒に鳴きだすという。それには次のような話がある。昔、困窮の年に、妹が食べ物をとって来ては姉にくれていた。姉は、自分にこんなものをくれるのだから、妹はもっといいものを食っているだろうと思って、妹ののどをつっきってみた。すると、妹が自分と同じものを食っていたことが分かった。そのつぐないのために、姉は鳥になって一日に八千八声鳴くのだという。またホトトギスは鳴くのに忙しくて子供を育てられないので、鳥の王様であるモズが、かわいそうだといってかわりに育ててくれるのだという。

原典より

そしたら、妹が、自分と同じものを食っていることがわかった。—— 高山村の民俗――昔話(群馬県民俗調査報告書 第21集・群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高山村の民俗――昔話(群馬県民俗調査報告書 第21集・群馬県民俗調査報告書)

『高山村の民俗――昔話』は、群馬県民俗調査報告書の第二十一集から、年中行事の末尾と「口頭伝承」の部を収めたものである。口頭伝承は昔話・伝説・世間話の三つに分け、桃太郎・蛇婿入り・食わずの女房などの昔話、弘法の投筆や椀貸の渕・小太郎渕の伝説、怪力の馬之丞やアズキトギ・見越シ入道・かくしばあさんの世間話を載せる。各話の末尾には、中山字原・尻高字熊野・北之谷などの採録地と話者を添える。

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