祟りの戒めが残る谷川・大蛇川
どんな伝承か
四方谷町の部落の中央を流れている谷川を、昔から大蛇川と呼んでいる。この川筋に住む人には、どうしたわけか不幸や災害が多いと言われる。川上の山中には大蛇が住むといわれ、この川に不浄なものを投げ入れてはならない、また女は産後二十日間はこの川をまたいではならないと伝えられ、これに背けば必ず祟りがあるという。もっとも、この川の水質は良く、上茶をたてるのに適しているとのことである。
原典より
部落の中央を流れている谷川を昔から大蛇川とよび、この川筋に住む人には、どうしたわけか不幸や災害が多いと言われる。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。