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焼けても蘇った弥彦神社の御神木

所在地新潟県西蒲原郡弥彦村(弥彦神社)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第3巻

どんな伝承か

弥彦神社の参道、手水舎から広場を隔てた右手の上段に、石柵をめぐらせて御神木の椎の木が茂っている。昔、祭神が持っていた杖を地に挿したところ、たちまち根づいて枝葉を広げたもので、天下に異変があるときには不思議なしるしを現すと伝えられる。もとの本殿はその傍らにあったが、明治四十五年の火災で霊木ともども焼け落ちた。ところが焼け残った幹から新しい芽が伸び、再びこんもりと茂るまでになったので、これを見た人々はいっそう霊木への信仰を深めたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第3巻』は、山形・福島・新潟の三県に伝わる伝説を集めた叢書『日本伝説大系』の一巻である。湖水の干拓、鮭の大助、八百比丘尼、弥三郎婆、安達ヶ原の鬼婆、産女、雪女房、河童などの話のほか、松・杉・石・池・清水・温泉・長者にまつわる伝説を、口承資料を主に採っている。全体は「文化叙事伝説」と「自然説明伝説」に分かれ、各項目は例話と伝承地を掲げ、〔類話〕〔文献〕〔参考〕で近世以後の史料や県外の類例を補う。

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