一輪に八つ実る農家の梅の木
どんな伝承か
農家の庭にある古木で、葉が繁り、高さは一丈余り、枝張りは四、五間ほどある。この梅は一輪に八つの実を結ぶのでその名がついた。親鸞聖人が承元年間に越後へ流されたのち巡回した折、食事に添えられた塩梅の実を植えたところ生え出て栄えたもので、実の味は塩からく、たいそう酸っぱいという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。