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十二の子の答えで道を変えた大師

所在地群馬県藤岡市下日野塩平(十二の森)
年代伝承(口承)
登場弘法大師、子どもの答えに道を変えた僧
出典日本伝説大系 第4巻

どんな伝承か

十二の森は下日野の塩平にある小さな祠だと原典は記す。弘法大師がここへ来たとき、一人の子どもに出会った。どこへ行くのかと問うと、子どもは冬に芽を吹き夏に枯れる草を刈りに行くと答えた。大師は不思議に思って見送ったが、行った先は麦刈りであった。これほどの子がいるならこの谷へ入る必要はないと、大師は道を北へ向けたという。その子の年が十二であったので、十二の森と呼ぶようになったと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第4巻』は、日本の伝説を話型ごとに集成した叢書『日本伝説大系』の一冊である。茨城・栃木・群馬の三県に伝わる伝説を、男体・赤城の神争いや榛名湖の入水譚、平将門・源義家・親鸞・弘法大師などの事跡、河童・竜宮・長者・石・姥捨・九十九谷などの話型ごとに収める。各項は代表となる伝承地の話を掲げ、〔類話〕に各地の聞き書きを伝承者名や出典とともに並べ、〔文献〕に縁起・地誌などの古記録を抄出し、柳田・高木による話型名を添える。

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