大風に倒れた高照寺門前の杉
どんな伝承か
『能登志徴』によれば、高照寺の門前三町ばかりのところに一本の杉があった。幾年を経たものか、二十二日の夜の大風で倒れたため枝を伐り払い、根株を一丈あまり残しておいたが、いまは木の心だけが残っている。この木が倒れたとき、根の下の土中から大石が二つ現れ、その石のあいだからは土器や瓶の欠片などが出たという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。