仁井田郷の大石に残る大人の左右の足跡
どんな伝承か
『神威怪異奇談』に記された話。高岡郡の仁井田郷に大石があり、その石には長さ六尺、幅三尺ばかりの足跡が刻まれている。親指から小指までそろい、かかとの跡もあって、泥に人が足を踏み入れたようにくっきりした左足の跡だという。さらに五町ほど南の同じような岩には右足の跡があり、里人は昔の大人が五町を一足で歩いた跡だと言い伝えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。