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はての二十日に黒岩で見た口裂けの姫

所在地徳島県海部郡海陽町(黒岩)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第12巻

どんな伝承か

海部郡海南町の話。ある人が「はての二十日」に山へ入ったところ、黒岩の上で美しい姫が腰巻き一枚の裸で髪をとかしているのを見た。姫が振り向いて笑うと、口は耳まで裂けていた。その人は三日間寝込んでうわごとを言い続け、そのまま死んでしまった。それゆえ、はての二十日には山へ入ってはならないと言い伝える。(孔版『浅川・川東伝説世間話集』)

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第12巻』は、四国四県(香川・愛媛・徳島・高知)の伝説を話型ごとに集めた伝説集成の一巻である。神々の争いや大人の足跡、弘法大師の彫り残しや麦の種、英雄の誕生、長者、人柱、蛇聟、狼の報恩、化猫退治、首切れ馬、夜泣石、地蔵の霊験などを、町村誌や地方の伝説集、昭和五十三年度立命館大学説話文学研究会の採集調査稿から採る。百三十九話に通し番号を付け、各話に伝承地と出典、高木・柳田の分類名を添え、県別の〔類話〕と〔文献〕を続ける。

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